③ ウォッチワインダーの賛否、必要なのか?
メリットは?

③ ウォッチワインダーの賛否、必要なのか?
メリットは?

ウォッチワインダーの必要性については賛否両論、人によってご意見が異なるため、少し整理してみましょう。

 

ウォッチワインダーのメリットは?「ウォッチワインダーは必要!」という理由:

 

⚫︎ 時計をいつでも使える状態にキープ。ケアにかける時間が短縮できる。

ウォッチワインダーを愛用されている方は、何よりその便利さを実感されており、大切な時計コレクションのメンテナンスに欠かせないアイテムです。

複数のコレクションを持っていて全部を頻繁に着用できない方や、仕事で腕をあまり動かさないという方にとっては、腕時計を巻き上げる手間がなくいつでも使えるので、忙しいライフスタイルの強い味方です。

特に、年次カレンダーや永久カレンダー、ムーンフェイズなどの複雑なムーブメントを搭載した時計をお持ちの場合は、一度止まってしまうとセットし直す作業が複雑で時間がかかるため、ワインディングマシーンが大活躍します。ヴィンテージ時計も、クイック日付設定機能がないものが多く、日付を1日動かすために時計を24時間進める必要があり、日数が多いと面倒な作業です。

 

⚫︎ 時計の内部の状態を良好に保つため。

自動巻き時計の内部には、ムーブメントがスムーズに動くための潤滑油・機械油が循環しています。この油が100以上なる内部の部品間の摩擦を和らげたり、金属同士の接触を防いで、部品の寿命を延ばすための役割を果たしているのです。時計を静止したまま長時間放置しておくと、この潤滑油・機械油が偏って文字盤を汚したり、円滑油が固まってムーブメントの動きを害したり、防水パッキンの劣化を早めたりして、時計の機能に支障をきたすことが懸念されます。

最新モデルは潤滑油も進化しているようですが、油がしっかりとなじまない事によるトラブルの可能性はやはり防ぎたいものでしょう。

さらに、ゼンマイなどの部品は曲がるように設計されているため、長時間静止していると寿命を縮めてしまうリスクもあるようです。

これらを踏まえて、時計をケアする観点からウォッチワインダーを愛用される方も多くおられます。

 

⚫︎ 時計を愛でるディスプレイ、インテリアとして。

宝物のような高級時計コレクションをケースに眠らせておくよりも、アートピースを飾るように、インテリアとして部屋にディスプレイし、常にその美しさを愛でることは時計愛好家にとっての楽しみでもあります。大切な時計にふさわしい品質とデザインのウォッチワインダーは、繊細で精巧な芸術品である時計の魅力をますます引き立ててくれます。

 

⚫︎ 時計メーカーからウォッチワインダーの認知が広がっている。

一部の高級時計ブランドも、例えばランゲゾーネなどは、自動巻き時計のケアに「ウォッチワインダーを使ってローターを動かしておくと、軸受けの円滑状態を保つことができ、カレンダー表示を修正する必要も生じません」と言及しています(https://www.alange-soehne.com/jp-ja/services/care-and-handling)。リシャールミルなど時計の付属品のケースに自動巻き上げ機能が付いていることなどもあり、ウォッチワインダーの存在が広がりつつある一因ではないでしょうか。

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